スピンキャスト製法とキャストモールディング製法

カラコンでお話したキャストモールド製法ですが、そのおおもとに

スピンキャスト法があり、1970 年代に登場したボシュロムの最初のソフトコンタクトレンズに採用された方法だそうです。ソフトコンタクト レンズの原料が高速回転する凹型のモールドに注入されます。このモールドのカーブがレンズのフロントカーブになります。 レンズ後面の形状は、モールドの回転速度、注入した原料の量や粘度によって決まります。回転速度が速いとき、原料が周 辺部に集まるので、ハイパワーのマイナスレンズになります。形状が安定したら、紫外線によって重合が始まります。完成した レンズを取り外し、レンズエッジの研磨、膨潤、検査、包装、滅菌の工程を行います。この方法は、レースカット法と比較して、 安く大量生産ができます。しかし、スピンキャスト法は、より効率的なキャストモールディング法に取って代わられてきています。

キャストモールディング法 キャストモールディング法は、コンタクトレンズの大量生産にもっともコスト効率の高い製造方法です。したがって、この方法 は使い捨てコンタクトレンズによく使われています。レンズは、精密に設計されたモールドを用いてオートメーション化された 製造ラインで作られます。凹型(レンズ前面型)にレンズ原料のモノマーを注入し、レンズ後面型を固定します。この 2 つの型 の組み合わせで、レンズ前面と後面の形状、レンズの厚さ、レンズエッジ形状などが決まります。そして、紫外線照射や加熱 などにより、レンズを重合します。重合が終われば、モールドの間からレンズを取り出し、膨潤、検査、包装、滅菌を行います。 キャストモールディング法は、効率化とレンズの品質を向上させるため、変化してきました。

カラコンも含めてキャストモールディング法が取り入れられてきてますね。